印刷業界にとって非常に危機的なニュースが飛び込んで来た。アメリカの大手新聞コングロマリッドのトリビューンが破綻したというニュースである。インターネット広告、ケイタイマーケティングの普及や昨今の世界同時不況でマス媒体のポジショニング低下は、印刷媒体、TV広告に大きく影響を及ぼしている。TVCMもパチンコ店や番宣こと番組宣伝や政府広報等割合が増えている傾向だ、それだけスポーサーのTVCM発注が減少しているのである。パチンコ店などの自主規制枠も緩くして減った広告売上を補填しているのが現状なのだ。
マス媒体は今後、非常に危機的な状況に追い込まれる事はだれもが感じているはずだ。このような状況に危機感を持った上でこれからのビジネス構築を目指していかなければいけないのでは?「紙 vs. クロスメディア」という形ではなく、まったく異なる付加価値の創造やライバルに敵対するような方向性では無く協調していく方向性の方が生き残る確率が見えてくるのではないか?
今注目を集めているのがデジタルサイネージを活用した様々なプローモションや販促だ。TV、ラジオ、新聞、雑誌広告の代わり電子POPとも考えられ身近なメディアだ。印刷業界にとっては電子POPとも考えられる。この世界的に注目されるデジタルサイネージのコンテンツを通して、印刷業のビジネス展開の方向性が大きく変わる事は間違いない。
それではデジタルサイネージを活用した印刷業やDTPデザイン業の関連性は具体的にはどのようなものがあるのか?まずは電子POPとしてDTPコンテンツをサイネージに表示することが上げられる。Adobe CS4ではPDFと同様にFlashデータ吐出しが出来るようになった事で、DTPデータからの電飾看板とTVCMの中間程度のコンテンツ制作が容易になった事が上げられる。またPowerPointのファイルをサイネージとして表示するソフト、電子POP 作成用ASP等も誕生している。様々なDTPソフトでデザインが出来るようになったと言う事はデジタルサーネージを活用した販促、広告、プロモーションの需要が増える事で、デジタル印刷+デジタルサイネージ、複合メディアビジネスの展開が可能となる。
今後のビジネスの方向性を模索している方はデジタルサイネージの今後の可能性について情報を収集するのも良いかもしれませんネ!!
